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ディズニー映画が好きな人
心に響く言葉を探している人
気の利いた英語のセリフを知りたい人

ディズニー映画で使われてる気の利いたフレーズを勉強したいな。

OK!今回は、ディズニー映画の名言を10個集めてみたよ。
この記事では、過去に自身もディズニー映画を通して英語の勉強をした経験のあるてんとう虫太郎が、心に響くディズニー映画の名言を選んでみました。
ぜひ、参考にして、皆さんの英語学習に役立てて下さいね。
ファインディング・ニモ
① Just keep swimming.
Just keep swimming.
(とにかく泳ぎ続けて。)
2003年公開の『ファインディング・ニモ (Finding Nemo)』で、ナンヨウハギのドリーが口にする有名なフレーズです。
ドリーは、ニモの父親マーリンとともに、ニモを探す旅を続けます。健忘症で物事をすぐに忘れてしまう彼女ですが、その明るい性格は多くの人に愛されています。
“Just keep swimming.”は、物事を続けることが難しくなった時、私たちを前向きにさせてくれる力強い言葉です。

どんな困難でも、ドリーみたいに泳ぎ続ければ、きっと何とかなりそうだね!

この言葉は、次のようにも、いろいろアレンジできるよ!
Just keep running.
(とにかく走り続けて。)
Just keep dancing.
(とにかく踊り続けて。)
Just keep smiling.
(とにかく笑顔を忘れずに。)
くまのプーさん
② You’re braver than you believe, and stronger than you seem, and smarter than you think.
You’re braver than you believe, and stronger than you seem, and smarter than you think.
(君は自分が思っている以上に勇敢で、見た目以上に強く、考えている以上に賢いんだよ。)
このセリフは、1997年公開の『くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ! (Pooh’s Grand Adventure: The Search for Christopher Robin)』で、クリストファー・ロビン少年がくまのプーさんに伝える励ましの言葉です。
クリストファー・ロビンは、プーさんの友達であり、良き理解者です。プーさんは時々、自分のことをダメだと思ってしまうことがあります。そんな時、クリストファー・ロビンは、プーさんの良いところをたくさん見つけて、元気づけます。
この言葉は、落ち込んだ時などに、自分自身を信じることの大切さを教えてくれます。

クリストファー・ロビン少年って、いつも優しいよね!

この言葉もアレンジしてみたよ。
You’re more talented than you believe, and wiser than you seem, and more beautiful than you think.
(君は自分が信じている以上に才能があり、見た目以上に賢く、思っている以上に美しいよ。)
シュガーラッシュ
③ There’s no one I’d rather be than me.
There’s no one I’d rather be than me.
(自分以外の誰かになりたいなんて思わない。)
このセリフは、2012年公開のディズニー映画『シュガー・ラッシュ (Wreck-It Ralph)』の主人公、ラルフが語る言葉です。
ゲームの中で悪役キャラクターであるラルフは、最初はみんなの嫌われ者で、心の中で不満や孤独を感じています。しかし、物語が進むにつれてラルフは自分の本当の価値に気づき、他者とのつながりを深めていきます。最終的に、彼は「自分以外の誰かになりたいなんて思わない」と感じるようになり、自分自身を認めることができるように成長します。
このセリフは、私たちにも「自分を大切にし、受け入れる」ことの大切さを教えてくれます。

プリンセスじゃなくて、ゲームの中の悪役が主人公って面白いよね!

この例文も、こんな感じにもアレンジできるよ。
There’s no place I’d rather be than here with you.
(あなたと一緒にいるのが、私にとって何より幸せです。)
モアナと伝説の海
④ We were voyagers!
We were voyagers!
(私たちは航海者だった!)
このセリフは、2016年公開のディズニー映画『モアナと伝説の海 (Moana)』の主人公モアナが島を出る決意をする際に語る、物語の転換点となる重要な言葉です。
モアナは島を出ることを禁じられ、長い間、海への憧れを心の奥に秘めていました。しかし、この言葉をきっかけに、自分のルーツが海と深く結びついていることを知り、自らの使命に目覚めます。
このセリフは、自分のルーツを知ることが、自分自身を理解し、本当の自分を見つける第一歩だということを教えてくれます。

勇敢な少女、モアナの姿に元気をもらえる作品だね。

映画の趣旨とは変わってしまうけど、voyagers は、例えば次の言葉に置き換えることもできるね。参考にしてみてね。
We were explorers!
(私たちは探検者だった!)
We were sailors!
(私たちは船乗りだった!)
We were navigators!
(私たちは航海士だった!)
ライオン・キング
⑤ Remember who you are.
Remember who you are.
(自分が何者なのかを忘れるな。)
このセリフは、1994年公開のディズニー映画『ライオン・キング (The Lion King)』で、亡き父ムファサが霊となってシンバに語りかける印象的な言葉です。
主人公シンバは仲間たちと享楽的に過ごしながら、王としての使命を忘れていました。しかし、この言葉をきっかけに、自分の役割や過去と向き合い、本来の自分を取り戻していきます。
私たちも日常生活の中で、自分の本来の姿や目標を見失うことがあります。このセリフは、「本当の自分」を忘れず、自分の信念や責任を再認識する大切さを教えてくれる、心に響く人生の指針のような言葉です。

この映画のエルトン・ジョンの主題歌も、大ヒットしたよね。

“Remember who you are.” は、下のようにも言い換えられるよ。
Stay true to yourself.
(自分に忠実でい続けて。)
Hold on to who you are.
(自分が何者かをしっかり心に刻んで。)
Never lose sight of who you are.
(自分が何者であるかを見失わないで。)
アナと雪の女王
⑥ Some people are worth melting for.
Some people are worth melting for.
(アナのためなら溶けてもいいよ。)
このセリフは、2013年のディズニー映画『アナと雪の女王 (Frozen)』に登場する雪だるまのオラフが、アナのために言った言葉です。
アナが呪いにかかり体が冷えていく中、オラフが彼女を助けようとする場面で出てくる言葉です。雪だるまのオラフにとって、「溶ける (melt)」ことは文字通り命を失うことを意味します。それでも、オラフは自分の命の危険を冒してでも、かけがえのない友達であるアナのために尽くそうとする、深い思いやりが感じられる言葉です。
このセリフは、大切な人のために何かをしたいという純粋な思いが込められており、私たちに友情や無償の愛の美しさを伝えてくれます。

雪の世界が広がるシーンが印象的な映画だったわ。

“worth + ing” の形は、「~する価値がある」という意味になるよ。
Some risks are worth taking.
(取る価値のあるリスクもある。)
Some dreams are worth chasing.
(追い求める価値のある夢もある。)
レミーのおいしいレストラン
⑦ Anyone can cook, but only the fearless can be great.
Anyone can cook, but only the fearless can be great.
(料理は誰にでもできる、しかし、素晴らしい料理人になれるのは、恐れを知らない者だけだ。)
このセリフは、2007年公開のディズニー映画『レミーのおいしいレストラン (Ratatouille)』の中の、天才シェフのグストーの言葉です。
主人公のレミーはグストーに憧れて、フランス料理のシェフになることを夢見る、人間のように匂いや味を楽しむことができるネズミです。
グストーは料理の世界で偉大なシェフになるには、他人の期待やプレッシャーを超えて自分の信念を持ち、独自の道を切り開く必要があることを伝えています。この言葉は、単に料理に限らず、何事にも挑戦する際に恐れずに立ち向かうことの重要性を教えてくれます。

ネズミがシェフっていう設定が面白い映画だね。

同じ構文で、下のような文も作れるね。
Anyone can dream, but only the brave can achieve.
(夢を見ることは誰にでもできる、しかし、偉大な成果を成し遂げられるのは、勇敢な者だけだ。)
Anyone can talk, but only the wise can listen.
(話すことは誰にでもできる、しかし、賢い者だけが耳を傾けることができる。)
リロ・アンド・スティッチ
⑧ Ohana means family. Family means nobody gets left behind or forgotten.
Ohana means family. Family means nobody gets left behind or forgotten.
(オハナは家族のこと。家族というのは誰も置いていかれたり忘れられたりしないということ。)
“Ohana Means Family” は、2002年のディズニー映画『リロ・アンド・スティッチ (Lilo & Stitch)』で何度も登場するハワイ語のフレーズです。日本語に直訳すると「オハナは家族」となりますが、この言葉には単なる「家族」を超えた深い意味が込められています。
両親を亡くし、姉のナニと暮らすリロは、孤独を抱えながらも前向きで心優しい少女です。友達がいない彼女は、ある日、宇宙から逃げてきた不思議な生物と出会い、スティッチと名付けて家族として迎え入れます。
このセリフは、リロがスティッチを受け入れる際に「オハナ(家族)」の意味を伝える重要なシーンで使われています。この言葉を通じて、スティッチも次第に「家族の一員」として受け入れられていきます。

スティッチが本当に可愛い!

「mean」は「意味する」を表す動詞だね。
Friendship means trust. Trust means always having each other’s back.
(友情とは信頼すること。信頼することとは、常にお互いを支え合うこと。)
Success means hard work. Hard work means never giving up.
(成功とは努力すること。努力することとは、決して諦めないこと。)
ノートルダムの鐘
⑨ Life’s not a spectator sport.
Life’s not a spectator sport.
(人生は傍観するスポーツじゃない。)
1996年のディズニー映画『ノートルダムの鐘 (The Hunchback of Notre Dame)』で使われたこのセリフは、主人公のカジモドが自分を変えるきっかけとなった重要な言葉です。
カジモドは、幼い頃からノートルダム大聖堂の中に閉じ込められ、外の世界に対して恐怖と憧れを抱きながら暮らしていました。そんな彼に対し、「人生はただ見ているだけでは意味がない」「自分から行動を起こさないと、人生の本当の楽しさや価値を見つけられない」というメッセージを伝えたのがこの言葉です。

この作品は、文豪ヴィクトル・ユーゴーの小説からアイディアを得て作られた映画なのね。

この表現は、こんな言い方もできるよ。
Don’t just watch, get in the game.
(ただ見るだけじゃなく、ゲームに参加しなさい。)
Life is for living, not just observing.
(人生はただ観察するものではなく、実際に生きるものだ。)
If you’re not in the game, you can’t win.
(ゲームに参加していなければ、勝つことはできない。)
カンフーパンダ
⑩ Yesterday is a history. Tomorrow is a mystery. Today is a gift.
Yesterday is a history. Tomorrow is a mystery. Today is a gift.
(昨日は過去。明日は謎。今日は贈り物。)
このセリフは、2008年のディズニー映画『カンフー・パンダ (Kung Fu Panda)』で、ウーグウェイ導師が主人公ポーに語った言葉です。実は、このフレーズ自体は古くから伝わる格言で、ルーズベルト大統領夫人がスピーチで引用したことでも知られています。
このセリフの後には、こんな一言が続きます:
That’s why it’s called the present.
(だから今日は「プレゼント」と呼ばれるのさ)
英語では「過去」を past、「現在」を present、「未来」を future と言いますが、この present(現在)を present(贈り物)として表現した言葉遊びになっています。シンプルながら、深い意味を持つ名言ですね。

とても素敵な格言!

今生きているこの瞬間が、まさに貴重な『プレゼント』だね。
まとめ:ディズニー映画で楽しく英語を学ぼう!
ディズニー映画には、心に響く名言がたくさん詰まっています。これらのセリフを通して、英語表現を楽しく学びながら、前向きな気持ちや人生のヒントも得られるはずです。お気に入りの作品を観ながら、楽しく英語力をアップさせましょう!

この記事が少しでもお役に立てば、 うれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。