仕事に役立つ英語

【外資系転職に役立つ!】最重要ビジネス英語略語20選

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てんとう虫ブログ Englishへ、ようこそ!

ビジネスで英語を使う時、効率的なコミュニケーションを促すために、略語 (abbreviation)や、頭字語(acronym)が頻繁に使用されます。これらの略語や頭字語を理解し、適切に使用することは、円滑なビジネスを進めるうえで、大変重要です。本記事では、最頻出のビジネス英語の略語・頭字語をピックアップし、その活用法について具体例を交えて紹介します。

るい
るい

ただでさえ英語は難しいのに、略語とかって、意味不明。。。

<strong>てんとう虫</strong>
てんとう虫

それじゃ、ビジネスでよく使われる英語の略語と頭字語について、一緒に確認してみよう。

この記事を読むことで、ビジネスシーンでよく使われる、基本的なビジネス英語の略語・頭字語についての理解が深まります。

そもそも、なぜ略語や頭字語をよく使うの?

ビジネス英語で略語・頭字語が広く使われのは、以下の理由からです。

時間の節約のため

ビジネス環境では時間が重要です。略語を使うことで、ビジネスのやり取りを、迅速に行うことができます。そして、コミュニケーションにかける時間の短縮が期待できます。

情報の効率的な伝達のため

ビジネスでは、多くの情報の伝達が必須です。特定の意味を持つ略語を使用することで、簡潔、かつ効果的な情報のやり取りができるようになります。また、伝達を簡略化することで、相手との間に生じる誤解を減らす効果があります。

プロフェッショナリズムの徹底

ビジネスシーンでは、専門性やプロフェッショナリズムが求められます。略語の正確な使用は、専門的でビジネスライクなコミュニケーションが可能だとの印象を相手に与え、その人に対する信頼、評価の向上につながります。

簡潔な文章の作成を可能にするため

メールやメモなどの文書の作成などにおいても、略語を使用することで、多くの情報を簡潔にまとめ、ビジネスメッセージを分かりやすく伝えることができます。特に、時間に追われ、多くの情報に目を通す余裕のない相手に対しては、略語を使った簡潔な文章は必須です。

グローバル化への対応

グローバル化の現代では、ビジネスは国際的な環境で行われることが多いです。略語は言語の壁を超え異なる文化や言語を使用するビジネスパートナーとのコミュニケーションを円滑にします。

特定の業界内での共通言語

特定の業界や分野では、略語が標準として、広く採用されています。これにより、同じ業界に携わる者同士が共通の言語を共有し、意思の疎通が容易になります。

ビジネス英語略語20選と具体例

1. FYI (For Your Information): 参考までに

FYIは、「参考までに」「お知らせまでに」といった意味で使われます。例えば、メールや文書で他の人に情報を伝える際によく使用されます。

例文:FYI, tomorrow’s meeting has been rescheduled to 2 PM.
(参考までに、明日の会議は午後2時に変更されましたよ。)

2. ASAP (As Soon As Possible): できるだけ早く

ASAPは、「できるだけ早く」といった緊急性を表す略語です。仕事上での急務の案件やリクエストに対して使用されます。

例文:I need those reports on my desk ASAP, please.
(それらのレポートをできるだけ早く私のデスクに置くようお願いします。)

3. FAQ (Frequently Asked Questions): よくある質問

FAQは「よくある質問」を指し、特定のトピックに関するよく寄せられる質問とその回答をまとめたものです。

例文: Check the FAQ section for common queries.
(よくある質問についてはFAQセクションをご確認ください。)

4. CC (Carbon Copy): 副送

CCは、メールで、他の人にもメッセージのコピーを送る際に使用されます。送信先のメールアドレスは、[To]に入力しますが、[CC]に入力したメールアドレスにも同じメールが送信されます。

例文: I’ve cc’d the team on this email for awareness.  *cc’edでも可
(情報共有のため、このメールにチームメンバーをccしました。)

5. TBD (To Be Determined): 未定、後日決定予定

TBDは「未定」のことで、まだ決まっていない事柄に対して使用されます。

例文: The date for the meeting is TBD.
(会議の日付は、未定です。=後ほど決定されます)

6. TBA (To Be Announced): 未定、後日発表予定

TBAは、日本語で「未定」とか「発表予定」といった意味になります。これは、特定の情報や詳細がまだ発表されていない場合に使用されます。

例文: The venue for the party is still TBA, but we’ll let you know as soon as it’s confirmed.
(パーティーの会場はまだ未定ですが、決まり次第お知らせいたします。)

7. ETA (Estimated Time of Arrival): 到着予定時刻

ETAは「到着予定時刻」を意味し、特にプロジェクトやタスクの進捗に関して使用されます。

例文: The ETA for the delivery is tomorrow morning.
(商品の到着予定時刻は明日の朝です。)

8. ETD (Estimated Time of Departure): 出発予定時刻

ETDは、「出発予定時刻」を意味します。これは特定の交通手段や物流プロセスにおいて、出発が予定されている時刻を指します。

例文: The ETD for the flight is 5:45 PM, and we expect to arrive at our destination by 8:30 PM.
(飛行機の離陸予定時刻は午後5時45分で、目的地には午後8時30分に到着する予定です。)

9. OOO (Out of Office): オフィスを離れている

OOOは「オフィスを離れている」といい、メールなどで一時的に連絡が取れない旨を伝えるときに使用されます。

例文: I’ll be OOO for the rest of the week due to a business trip.
(今週の残りの期間、出張のためオフィスを離れます。)

10. COB (Close of Business): 終業時間

COBは、「営業終了」や「業務終了」を指します。通常、その日の業務や取引が終了する時間を示します。

例文: I need the report by COB today, so please ensure it’s completed and submitted before you leave for the day.
(今日中にレポートが必要なので、帰宅する前に完成させて、私に提出してください。)

11. PR (Public Relations): 広報

PRは、パブリックリレーションズの略です。PRは、企業や組織が一般の人々や社会に対して、メディア等を通じて情報発信を行い、事業内容などの公共的価値を宣伝し、その企業・組織に対する信頼や協力を得るための活動です。

例文: Thanks to the efforts of the PR team, the company’s brand image improved.
(広報チームの尽力で、その企業のブランドイメージは向上した。)

12. HR (Human Resources): 人事

HRは、ヒューマンリソースの略で、人事や人材管理を指します。企業や組織で、採用、トレーニング、給与、福祉など、従業員に関する様々な業務を担当する部門や職務を指します。

例文: Contact HR for any issues related to employee benefits.
(従業員の給与に関連する事柄については、人事部にお問い合わせください。)

13. PM (Project Manager): プロジェクトマネージャー

PMは「プロジェクトマネージャー」の略で、特定のプロジェクトを管理する責任がある担当者を指します。

例文: Our PM will provide updates on the project timeline.
(プロジェクトの時間軸に関する最新情報については、弊社のプロジェクトマネージャーがお伝えします。)

14. QC (Quality Control): 品質管理

QCは「品質管理」を表し、製品やサービスの品質を確保するためのプロセスや活動を指します。

例文: Our team conducts thorough QC checks before releasing any product.
(弊社のチームは、すべての製品について、発売前に徹底的な品質管理チェックを実施しています。)

15. SWOT (Strengths, Weaknesses, Opportunities, Threats):強み、弱み、機会、脅威

SWOTは、「強み」、「弱み」「機会」「脅威」を示す頭字語で、企業やプロジェクトの分析に使用されます。

例文: Let’s conduct a SWOT analysis before launching the new product.
(新製品を発売する前に、SWOT分析を行いましょう。)

16. B2B (Business to Business): 企業間取引

B2Bは「企業間取引」を表し、特定の製品やサービスが他の企業に提供されるビジネスモデルを指します。

例文: Our company focuses on B2B sales.
(当社はB2B(企業間取引)の販売を主に行っています。)

17. PO (Purchase Order): 発注書

POは、Purchase Orderの略語です。発注書(Purchase Order)は、買い手の企業や組織が、売り手の業者に物品やサービスを発注をする際に、買い手側が発行する商業上の文書です。

例文: The company sent a Purchase Order to request materials for the upcoming project.
(その会社は、次のプロジェクトに必要な資材を購入するため、発注書を送りました。)

18. NDA (Non-Disclosure Agreement): 機密保持契約書

NDAは、機密情報の取り扱いに関する法的な文書で、特定の情報が機密情報として保持されることを確実にするために交わされます。企業間の取引や新規プロジェクトなど、機密性が重要な場面で利用されます。

例文: Before joining the company, employees are asked to sign an NDA to ensure confidentiality.
(その会社の機密を守るため、従業員は入社前に機密保持契約書への署名を求められます。)

19. POC (Point of Contact): 担当者

POCは「担当者、窓口」のことです。異なる企業や組織間で連絡を取る際、特定の担当者が「Point of Contact」であり、その担当者が情報提供や問い合わせに対する窓口の役割を果たします。

例文: Please reach out to our Point of Contact, Kevin, for details about the upcoming meeting schedule.
(今後の会議のスケジュールに関する詳細は、当社の担当者であるケビンにお問い合わせください。)

20. YTD (Year To Date): 今年度の最初から現在まで

YTDは、現行のカレンダー年または会計年度の最初の日から現在日までの期間を指します。

例文: Our YTD sales figures reveal a 15% increase compared to the same period last year.
(当社の年初来の売上は、昨年同期比で15%増加しています。)

最後に。

実際のビジネス英語の略語は、業種によっても多岐にわたりますが、これらの基本を理解し活用することで、効果的なコミュニケーションが可能となり、円滑なビジネス上の対話が実現します。各略語の適切な使用を心掛け、コミュニケーションスキルを高めていきましょう!

るい
るい

これを覚えれば、外資系のオフィスに派遣された時、パニックにならずにすむかな。。。

てんとう虫
てんとう虫

最初は全部分からなくても、仕事しながら少しずつ覚えていければ、大丈夫だよ!

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